dsnow21’s diary 乳ガンとの毎日

乳がんステージ1.ルミナールA.

思い出を作ろう

標準から3キロ増えた体重が戻らない以外は

あまり困ったことはない。

息苦しくなることも減ったかな。

じっとしてた後に体が動かしにくい感じはもう、日常。

今月は3ヶ月ごとの検診があるけど、

あまり先生に相談することもないし、

それなのに忙しい先生に時間をもらうのも申し訳ないし、

次の2年検診で何事もなければ、

リュープリンと診察を6ヶ月毎にしようかな・・

やっとそんな気持ちになってきた。

時々の息苦しさと、動かしかけの時の腰の痛みと、

ほんとに時々、術側の胸の違和感。

まあ、とりあえず2年検診の結果が大事だなー。

 

 

土曜日は、夫の母の誕生日のお祝いをした。

たまにはうちに来ていただいて。

人が家に来るって意外と気を遣うし大変だから、

お義母さんがこちらに来るほうが楽だったりするかな?と。

あとは、

いつもはバースデーカードとプレゼントを自宅に送るけど、

最近お義母さんが持病のことで元気がないみたいだから、

みんなでお祝い!みたいなのもいいかなって。

大した料理じゃないけど、祝い膳を用意して、

ホールケーキを買って。

ちょっと、私の自己満足かなぁ・・

お義母さん、逆に気を遣っちゃうかな・・

心配してたけど、

「こんなに楽しい誕生日は初めて!」そう言ってもらえて。

きっとちょっとは社交辞令かもしれないけど、

何度もそう言ってくれてたから、

いつもの毎日とは違う

特別な誕生日の日を楽しく過ごしてもらえたかな。

そう思ってもらえて、本当にうれしい。

 

お義母さんは、持病が今より少し悪くなったら

命に関わるという話を病院でされたそうで、

最近は、先が長くないとか、お別れとか、

そういうワードをよく口にするようになった。

そんなお義母さんを見ながら、

あーその気持ち、私には分かりますよ!って

こっそり思ってて。

縁起が悪い話をしているわけでも、

またまたそんなこと言って~っていう冗談なわけでも、

心配させたいわけでもなくて、

本当に言ってるんだ。

暗い話だけど、それだけじゃなくて、肯定的な話。

人の命には限りがあるから。

自分の人生に、まだそのことが見えていないか、

見えているかの違い。

命に関わる病気を抱えたら、見えてしまうから。

今回はお義母さんの病気のこともあるけど、

私が大きな病気をしてからは、

限りある人生の中で、楽しい思い出を作りたいなって

前よりもはっきり思うようになって。

本人と、まわりの家族と、お互いのために。

生きていたら、嫌なことも辛いことも悲しいことも

たくさんあるけど、

楽しい思い出や感動したことは、

マイナスなことよりもっと心に残るんじゃないかなぁ。

もっと早く気付けばよかったけど。

だから、これからでも、

親孝行もたくさんしたいし、

家族との楽しい思い出も、たくさん作りたいな。

 

ところでお義母さん、

お義父さんが煙草をやめないことを心配して、

うちにいる間何度も、「ガンになる」とか

「ガンで死ぬ」とか言ってた。

私がいるのになぁ・・

まあ、お義母さんのそういうとこ、嫌いじゃないよ(笑)