病気になったから考えること

水曜日に、改装したスーパーの勝手が分からずに

ぐるぐる回ってたら気持ちが悪くなって、

それから地味に頭痛が続いている。

スーパーで買い物しただけで三半規管がやられたのか(笑)

今日はさすがに頭痛薬を飲もうかな。

一昨日で術後１年８ヶ月。

術後○○を数えてみるけど、早いなーと感じたり、

まだまだかーと思ったりいろいろ。

相変わらず、実家の父には、

本当に大丈夫なのか？と心配されている。

病院には行ってるの？と聞かれるので、

３ヶ月に一度ねーと答えると

（本当は半年に一度でいいんだけど）

そんなので、本当にいいの？

（ガンになったなんて）間違いだったんじゃないの？

そう言われる。

少しの不調はあっても、全然元気にやれているのは本当。

ガンになったことが嘘みたいと思ってもらえるくらい

ふつうに過ごせているのは、ありがたいことだ。

でも、冷静に「死ぬこと」について考えてたりもする。

嘘じゃなく体も気持ちも元気だけど、そういう思考。

よくお年寄りが、

「いつ死ぬか分からないからね」なんて言うけど、

自分が病気になる前は、

それは、本気で言ってるんじゃないと思ってた。

冗談？というか。

でも、自分が病気になってからは、

あーあれはそうじゃないのかと。

私もそうだけど、冷静に、

「死ぬこと」を想定してるんじゃないかな。

必ずしも悲観的じゃなく。

かといって、前向きにというのでもなく。

この前の休みの日に自分の部屋の片付けをした時に、

あーこれは棺に入れてもらおうとか考えた。

家族の中で自分が先に死ぬかどうかは分からない。

でも、べつに暗い気持ちじゃなく冷静に、

そういうことを考えられるようになったみたい。

好きなアイドルのグッズとか、CDとか、

あと、家族で写ってる写真とか・・

そう考えながら調べてみたら、なんと、

燃えないものはダメとか、

生きている人の写真を入れるのはよくないとかあるらしい。

じゃあ、家族写真もグッズもCDもダメじゃん！

私、母が亡くなった時、手紙と一緒に、

母と小さい頃の私が写った写真、入れちゃったよ。

穏やかじゃない思考のおかげで、

また新しいことを知ったなー。