dsnow21’s diary 乳ガンとの毎日

乳がんステージ1.ルミナールA.

術後6年検診②

検査をすべて終えて、最後は主治医の診察。 

最近になって、各先生の診察を何人が待っているか?が分かるように表示されるようになったんだけど、他の科の先生は3~5人待ちくらいなのに、うちの先生だけ、表示しきれないくらいの人数で・・乳腺外科混みすぎだー。

 

何年経っても、この待ち時間は苦しいな。夫と二人で最終的な検査の結果を聞きにきて、そして乳ガンの診断が確定した、あの時のことを思い出す。もうすぐ病棟が新しくなるから、そうしたら、待合室の風景も変わって、ちょっとは記憶が薄れたりするのかなー。いや、無理だな。きっと忘れられない。

結局、不安でもやもやした気持ちで、3時間も待つことになった。悪い結果を知りたくないから、待たされてもいいような気もしたり・・

 

ついに、私の順番。

先生がいつものように、マンモとエコーの画像をジーッと見て、「うん、特に問題はありませんねー」ってあっさり。「ほんとですか!?」いつものやりとり。

 

じゃあ次の1年後の検査の予約をーとなったタイミングで、先生が異動することになったと知らされる。えー・・いやだなー。今はもう1年に一度しか会わないけど、やっぱりさびしい。だってもう6年も付き合って?きたのに!

新しい病院はどこか聞いたら、全然通える距離。しかも、後で調べたら、駅から徒歩らしく、今の病院よりアクセスもいい。ついていきたいなぁ、でも、1年に一度会うだけだしね、我慢する。

この前の5年検診の時は一区切りのお礼を伝えたかったけど感極まってしまい、何も言えなかったから、ちゃんとお礼を言える機会があってよかった。

「先生、本当にありがとうございました。おかげで、元気にやれてます!」

「よかったです」って笑ってくれた。

いやーほんとにもうお別れかー。やっぱりすごくさびしいなぁ。

 

無事に、丸6年をクリア。また来年の検査の前日までは、何も病気のことを考えずに、たくさん笑って過ごしていけたらいいなー。