dsnow21’s diary 乳ガンとの毎日

乳がんステージ1.ルミナールA.

コンプレックスー

膝と肘の乾燥はあまり変化なし。

ウツっぽい感じにはちょっと慣れてきた。

変わらず、自分に自信がなかったり、

ちょっとのことで傷付いたりするけど、

「いつもマイナス思考な人」

くらいの感覚で過ごせてるから、きっと、まだ、

深刻な状況じゃないんだと思う。

 

きのうは、前のアルバイト先の友人と久しぶりにランチ。

7人で揃うのは3年振りくらい?

私が一番年下の年齢だから

みんなの子供はうちよりも大きくて、

子供が結婚した!という人が3人もいてびっくり。

なんておめでたいことだ。

もちろんうちの子も成長して、

みんなの子供の中で一番小さかったうちの娘が

もう高校生!?って驚かれて。

3年という月日の流れを感じるね。

あーあ、3年の間に、私は病気になってしまったなぁ。

その中で私の病気のことを話している友人は2人だけ。

みんなに言ってもいいけど、

やっぱり重たい空気にはなるだろうし、

せっかくの楽しい再会の時間を大事にしたいし、

病気の話題とかにならないといいなぁって

こっそり思っていた。

 

私は、乳ガンになったという経験を

今はまだ、コンプレックスに感じている。

恥ずかしい?じゃないな、

負い目?劣等感?よくわからないけど、

自分自身が病気なことが嫌というよりは、

自分の病気の話で

周りの人がどう思うだろう?

どんな空気になるだろう?っていうのが怖い。

テレビで乳ガンのことが話題に出ると、

あ・・って、すごくどよーんとした気持ちになるし、

一人ならまだいいけど、

他の人と見ていたら、あぁ、どうしよう・・

気を遣わせちゃってるかなって気になったり。

月曜日のドラマでも、既に2回乳ガンが出てきて、

内容を知らない家族には、録画してあるそのドラマを

晩御飯を食べながらみんなで見ようーと言われるけど、

やんわりお断りしている。

「家族みんなで見るドラマじゃない」って。

一体どんなドラマだと思われてるかな(笑)

でも、

乳ガンですって告知されてショックを受ける姿を、

または、乳ガンではなくて安堵の涙を流す姿を、

「再検査で実際に悪性と診断されるのは6%だって。

だからきっと大丈夫だよ」なんていうセリフを、

どんな気持ちで家族と見ればいいのか分からなくて。

そんなふうに心配してるのは私だけで、

家族は案外あまりなんとも思わずに、

ドラマはドラマ、現実は現実として受け止めるかな。

 

このコンプレックスいつかなくなるかな?

それとも、いつまでも解決されない問題なのかな。

あーだからガンは嫌だよー。