dsnow21’s diary 乳ガンとの毎日

乳がんステージ1.ルミナールA.

特別であること

採血後の腕の筋の痛みは、

腕の内側→腕の外側→手の甲・・と

少しずつ手の先のほうへ移動している。謎。

この様子だと、

1月の診察の時にはまた右で採血はできそうだけど。

少し腰痛と下腹部痛があるけど、様子見。

 

ジェネリックに変えてもらったタモキシフェン。

まだノルバデックスが残っているから、

実はジェネリックはまだ飲んでないけど、

あと1つでノルバデックスがなくなるから、

地味に緊張している。

薬が変わって、体に合わないとかあったらどうしようー。

 

 

なんとなく、いまの気持ちを記録。

まだまだ、病気のことで悩むことには飽きなくて、

一人でただ歩いてる時とか子供と接している時、

夜寝る前に暗い部屋で一人になった時なんかに、

自分の未来はどうなるのかな・・

いつまで生きられるのかな・・

自分の最期ってどんな感じなのかな・・と

考えて涙ぐんだりする。

家族に、ごめんね長く生きられないかもって、

こっそり思っていたりする。

もちろん、ずーっとどんよりして毎日を

過ごしてるわけじゃないけど。

でも、ここにきてやっと、

「がん患者であること」を自分の特徴?要素?

みたいに受け入れて、生きていけそうな気がしてきた。

 

2人に一人がガンに罹患する時代と言われて、

今日も仕事で最初に話したお客さんが、

「胃ガンの手術をするから入院するの!」と言っていた。

でも、私の周りにはガンになった人はいなくて、

自分は、

ちょっと悪い意味で特別になってしまったなと思う。

その「特別」がショックだった。

ぽつーんと、一人になったみたいで。

でも、毎日毎日ネット検索をして、

たくさんの情報を見て、

たくさんのブログを読ませていただいて、

特別なのは自分だけじゃないと分かったし、

最初のクリニックの先生には、

あまりインターネットを見ないようにと言われたけど、

辛い気持ちになることもあったけど、

悪いことばかりじゃなかったと思う。

 

どんなに幸せな日常があっても

ふと自分の未来を悲観してしまうのも、

再発・転移に怯えるのも、

そして、いつかその日が来るかもしれないのも、仕方ない。

病気になってしまったんだから。

 

乳ガンを告知されてから、1年ちょっと。

前向きでもなく、でも後ろ向きでもなく、

時間がたって、自然に受け入れられた気がする。