あの時の気持ち

いつもはリュープリンの注射をしてからの

違和感（触れると痛いとか）は２日くらいで治るのに、

今回は５日くらい、けっこう広範囲に赤みがあって、

触るとしこりが感じられて、

見て分かるくらい腫れてたなぁ・・

注射する人の技術的な問題なのかなー。

見たくなくて見ないようにしてたのに、

宮本亜門さんがガンの告知をされる場面を

うっかり見てしまった。

こんな気持ちになるのが分かってたから、

避けていたのになぁ。

自分が告知されたあの時の気持ち。

告知の場面を見ながら、あの時の気持ちを

そっくり思い出して、苦しくなった。

そう、先生は、きっと悪気なく、でもあっさり、

ガンですって言うんだよね。

言われたほうは、え・・？って、時が止まって。

あの時を思い出すと、いまでも辛くて泣ける。

いまは、元気に毎日楽しくやれていて、

たくさん幸せなこともあるけど、

それでも、あの時のことはずっと忘れられない。

自分の時のことを思い出すし、

その人の辛い気持ちが分かってしまうから、

テレビで有名人のガンの話を聞くのは本当に苦しい。

大変ですね、でも早期発見でよかったですねって

テレビの人は言うけど、

早期発見に入る私でも、複雑な思い。

ガンはそんなに簡単じゃないと思うから。

有名人のガン告白に勇気をもらえずに

一緒に悲しくなっちゃう私は、

ひねくれてるのか、マイナス思考すぎなのか。

本当にガンは嫌だな。