dsnow21’s diary 乳ガンとの毎日

乳がんステージ1.ルミナールA.

乳がん宣告から1年

時々息が苦しい感じは継続中。

どこか悪いのかな・・次回先生に相談だー。

軽いホットフラッシュもあるかもしれないけど、

ちょうど涼しくなってきたので、問題なし。

 

 

大学病院でいろいろな検査の結果、

「乳ガンです」と宣告された日がちょうど1年前。

クリニックでの再検査の時にすでに

乳ガンの可能性が高いと言われていたけど、

大学病院の初診の段階でカルテに

「乳癌疑い」としっかり書かれていたけど、

“可能性”でもなく、“疑い”の文字も消えて、

本当に確定した日。

 

覚悟はしていたから、ショックはもうなかったけど。

診察室に呼ばれるのを待つ間の気持ちとか、

一番遅い時間の診察予約だったから

診察室を出る頃には病院は閉まっている時間で

もう1階のロビーや会計が少し暗かったこととか、

一人で私たち夫婦の病院からの帰りを待っている

娘が心細くないか心配してたこととか、

そんなことだけすごく覚えてて。

 

あの時、診察予約の時間が遅かったのは、

夫の付き添いの都合だったのかな?

それとも、こういう重大な話の時は

そうするようなシステムになっているのかな?

診察時間が長引いても大丈夫なように?

ガンを宣告された患者が取り乱しても大丈夫なように?

重大な話をされた後に、たくさんの患者さんや

病院の人たちに顔を合わせることがないように?

どうなんだろう。考えすぎかな。

 

とにかくあの日は、ショックというよりは、

手術をして治療をして・・

これからのいろいろなことに覚悟を決めた日だったなぁ。

1年は、いま思えばあっという間かな。

時々気持ちが沈むのは・・仕方ないよね。

再発とかいろんな症状とか気にしてもしょうがない!

今を楽しく!

そう思いたいけど、そう思えることはそんなにない。

再発とか死ぬことには正直怯えてるし。

時間が解決するのか、ずーっと抱えていくことなのか。

でも、あの頃に思っていたより元気にやれているから、

もやもやを抱えながらも頑張ろうと思う。

 

そしてきのうは、結婚記念日だった。

いつも家族で食事に行ってお祝いをするけど、

去年の結婚記念日のことは全く記憶にない。

そんな精神状態じゃなかったし、

夫婦ですっかりそのことは忘れてたんだろうな。

今年は、結婚19年!?もうそんなに!?

なんて夫婦でゆっくり話すこともできて。

こんなことになってしまって、

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、

これからもよろしくお願いします。

 

1年前のことを思うと泣けてきたけど、

今日は天気もいいから、遠くまで散歩に行って、

それから家の中をたくさん掃除しようー。