dsnow21’s diary 乳ガンとの毎日

乳がんステージ1.ルミナールA.

ドキュメンタリー

リュープリン注射をしたところは、うっすら赤いだけ。

やっぱり右の時は、打った後の症状が軽いみたい。

暑くなって、汗はかくけど運動量が減ったのと、

あと、先週、検診の前日に食べ放題のレストランに

行ったせいか、体重が増えてきた・・

ちょっとカロリーを気にしながら過ごさないと!

 

 

きのうの深夜、今年の春に亡くなった、

山下弘子さんのドキュメンタリー番組をやっていた。

夕方のニュースを見ている時に、その予告を見て、

気にはなっていたけど、

でも正直見るのが怖い?辛い?気持ちもあって、

あー家族もまだ起きているだろうし、

多分見ないだろうなと思ってた。

いつ放送かも忘れていたら、

ゆうべ、珍しく自分が寝るのが最後になり、

たまたま、そのチャンネルがついていて、

ちょうど番組を見ることができた。

 

見ている間、ずっと、胸が苦しかった。

ギューっとしめつけられるみたいな。

思いが重なって、

病気なのにこんなに前向きですごい!強い!

ただそんなふうには思えなかったな・・

もちろん周りの方たちの理解や、

本人の強い気持ちが長い闘病を支えたと思う。

でも、時にふと涙が込み上げたり、

辛い現実に堪えられなくなって感情が溢れて、

涙が止まらなくなって、

でも、またその気持ちを持ち直したり・・

その姿に、共感できて本当に辛かった。

病気を抱えて、強くなるしかなかったのかも。

それから、

パートナーに申し訳ないと思う気持ち。

申し訳ないと思わないで、と言われて、心強かったと思う。

だけど、それでも、自分のせいではないと分かっていても、

申し訳ないってやっぱり思ってしまうよねって。

 

1年前の私がそうだったように、

健康な人は、生きることに向き合っているか、

またはそのことを意識していないと思う。

そして、がん患者や命に関わる病気を抱えている人は、

「生きること」と「死ぬこと」、

どちらともに毎日向き合っているんだな・・

そう改めて感じた。