目の前の当たり前
腕の筋がまた少し痛いかな。
全然平気な時もあるのに、重い荷物も持ってないのに。
何かきっかけがあるのかな?
今日は小林麻央さんが亡くなって一年だそう。
テレビではその話題がたくさんで。
本人の思い、そして家族の思い。
考えると、辛くて悲しくて、どうしようもなくて、
見ていられなくて、テレビを消した。
彼女が闘病されている時も亡くなった時も、
私はまだ乳ガンの診断を受けていなかったんだなぁ。
検診で判明する前なだけだから、体の中には
もう癌はあったわけだけど。
それから一年、今は私も乳ガン患者になっている。
診断をされる前でも、彼女の話を他人事だからと
軽くとらえていたわけじゃない。
他人のことだったとしても、
重い病気の話題は悲しい気持ちになるから、
関係ないと笑っていられる話ではない。
でも、乳ガン患者になったいまは、
もっともっといろいろなことが身にしみて。
どんな思いで病気と闘っていたのか。
家族との時間をどれほど大切にしていたのか。
どんなに心も体も辛かったか。
そして、寄り添う家族の気持ちは・・
考えると、ほんとうに、胸がつぶれそうになる。
「目の前の当たり前をよく見つめてください」
夫の海老蔵さんが、今日のブログにそう書いたそう。
いまある当たり前が、どれだけ幸せなことか、
一年前の私は知らなかったな・・。