dsnow21’s diary 乳ガンとの毎日

乳がんステージ1.ルミナールA.

病名を聞かれたら

注射痕がちょっと赤くて触れると痛いのと、
右腕から胸の筋肉の違和感。
頭痛と胃痛がないのはありがたい。


んー
またまた、痩せた?と言われた。
毎日会ってないけど、久しぶりでもないのに。
体重はここ半年は減ってないのになぁ。
しかも今でも標準体重少しオーバーなのに(笑)
自分的には全然元気だけど、
まさか、病気感が出ちゃってるのかな・・

そして、病名を聞かれてしまったよ。
もちろん、相手には悪気はなくて、
その後大丈夫?っていう心配の気持ちで
聞いてくれたんだけど。

もう知らせるべき相手には
検査をして診断が出た段階で知らせていて、
手術からもうすぐ7ヶ月になる今は、
知らせておかなきゃと思う相手はいなくて。
頑なに、絶対に知らせない!嫌だ!!
というわけでもないけど、
病名が病名なだけに、知らせることで
すごくびっくりさせちゃうし。
きっと、気を遣わせちゃうし。
心配もたくさんしてくれるだろうけど、
自分の知らないところで
いろいろ噂をされちゃうのも辛いし。
だから、病気のことを知らせるのは、
万が一真実じゃない話が広がった時に、
「事態の収拾ができる」範囲に限っている。
その範囲だったら、
少し心配はかけちゃうけど、
病名のわりに元気な姿を見せながら
笑って話をできるから。

病名を知らせない範囲の人に病名を聞かれたら、
「言えないやつです」と答えている。
まさか、ガンだなんて思わないかも知れないけど、
大変な病気なんだなとは伝わるかな。
言葉的にもガンてすごくインパクトが強いから、
「あの人ガンなんだって」と伝わるよりは、
「あの人大変な病気らしいよ」と伝わるほうが、
まだショックは小さいかなと。
お互いのために。

自分がガンになってみて分かったけど、
ガンはたしかに怖いけど、
思った以上に身近な病気だし、
必ずしもすぐに命に関わるわけではないから、
もう少し、オープンにしても
へぇ!そうなんだね!来月は病院だね!
くらいになるといいんだけどな。