ガンを告知された次の日の気持ち
2017.9
朝起きた時にまず思ったのは、
あぁ、夢じゃなくて現実なんだな・・
ということ。
家族がみんな出掛けて、
一人になってから、声を出して泣いた。
どうしてこんなことになったんだろう・・
でも、たくさん泣いたら少し落ち着いた。
気持ちは、ためておいたらダメなんだなぁ。
発散しないとダメなんだ。
泣いて発散したあと、
いつものようにフツーに会社に行く。
気持ちは完全に落ちているけど、
体は元気でいつも通りで、
会社にも行けるのが本当に不思議。
いつもの道を歩きながら、
ガンがあっても何も気付かずにいたら
いつも通り過ごせていたのになぁ、
検査を受けたら急に患者になるんだなぁ
と考える。
会社に行く途中も仕事中も、
何度も何度も涙が出そうになった。
きのうガンを告知されたばかりという以外は
何も変わらない日常。
よくフツーにしていたなと思う。
現実だけど現実味がなくて、
どーんと暗闇に落ちているけど、
ふわふわしているような。