dsnow21’s diary 乳ガンとの毎日

乳がんステージ1.ルミナールA.

ホルモン治療副作用のきろく

いまは、
リュープリン
(脳の視床下部から分泌されるLH‐RHの
働きを阻害して卵巣からのエストロゲン
分泌を抑える薬)
を3ヶ月毎に皮下注射して、
タモキシフェン
エストロゲンの乳ガン細胞への働きを
ブロックする薬)
を毎朝1錠飲んでいる。

どちらとも、先生からは明確には
いつまで続けるか?は言われていなくて、
つい聞きそびれてしまったけど、
説明のときにもらったパンフレットには、
タモキシフェンは5年以上・・とある。
どちらの薬も、いろいろな研究の結果、
最近は投与年数が延長傾向にあるようだから、
もっと経ったら、いつまで?が
はっきりするのかなーとのんびり考えたり。

パンフレットには、
どちらの薬もたくさんの副作用が載っている。

リュープリンの副作用
ほてり、熱感、のぼせ、肩こり、頭痛、
めまい、発汗・・などの更年期症状
注射部位の腫れや痛み
(特に注意すべき副作用として、
うつ症状、骨塩量低下、肝機能障害、黄疸、
糖尿病の発症や憎悪、間質性肺炎
アナフィラキシー、下垂体卒中)

タモキシフェンの副作用
ほてり、紅潮、気分の落ち込み、目のかすみ、
足の腫れや痛みやしびれ、吐き気、食欲不振、
皮膚のかゆみ、白目や皮膚が黄色くなる、
のどの痛み、発熱、だるさ、疲れやすい、
血が止まりにくい、青あざができる、
動悸・息切れ、不正出血・・

・・・
それぞれのパンフレットは別々の
ところから発行されているから、
タモキシフェンのほうは、
考えられる副作用は全て書いておく!っていう
スタンスなのかもしれないけど、
こうやって並べてみると、
タモキシフェンの副作用すごいなー
のどの痛み・発熱・だるさって、
風邪と全然見分けがつかないな(笑)

タモキシフェンの副作用で気になる
「子宮体ガンの発症率が上がる」ことについては、
パンフレットにも明記されていたけど、
主治医の先生も特に言及せず、
「不正出血があったら婦人科を受診してください」
と言っていただけで、
婦人科の定期検診も特に指示されなかった。
まあ、自分では検査していこうと思っているけど。

そして、
リュープリンを2回、
タモキシフェンは3ヶ月半服用しての
私の副作用は・・

んー
これは困る!!っていう副作用はナシ。
リュープリン1回目の時は注射した場所が
明らかに膨らんで、あーここに薬がある!
って感じで、触ると痛みもあったけど、
2回目の時はなぜかそれもなくなった。
体が受け入れたのかな??
あとはリュープリン注射1回目をして、
タモキシフェンを飲み始めた当初は、
頭痛というか頭が重い感じと時々めまいが
あって、これが副作用かなーと思ったけど、
そのうち気にならなくなり、
タモキシフェン2ヶ月を過ぎた頃には
肩こりがひどく感じられたけど、
これもいまは特に気にならない。
よくある症状のホットフラッシュについても、
夜寝ている時に汗をかいて起きること
が時々あるくらい。
あとは少し体を動かすだけで暑くなることが
あるのは、副作用のせいなのかな?

副作用を恐れすぎて思ったより平気と感じるのか、
または
もともと副作用が出にくい体質なのかは謎。
リュープリンの注射の作用でもう生理も
ばっちり止まって、
それだけ強い薬なんだなぁ・・と感じるけど、
とりあえずいまのまま、治療を続けていけそうだ。