dsnow21’s diary 乳ガンとの毎日

乳がんステージ1.ルミナールA.

手術当日②

2017.10

たぶん、何か夢をみていたと思う。
そこに声をかけられて、
目覚めると手術は終わっていて、
病室と同じ階のリカバリー室にいた。

本当に眠っている間に何もかも終わって、
全身麻酔ってすごい!

・・でも、麻酔から覚めると
とにかく息苦しくて、吐き気がして、
酸素マスクを外してもらい
横向きで少し吐こうとするけど改善せず。
吐き気止めの薬を点滴で入れてもらう。
すごく気持ちが悪くて堪えられないのに、
手術台から自分のベッドに移されたり、
体の下に板みたいなのを入れられて
レントゲンを撮ったり・・
病気が分かってからのこの一ヶ月で
一番辛かったのは、
間違いなくこの全身麻酔後の副作用だと思う。
あまりにも気分が悪くて苦しくて、
酸素マスクを外していたら、
何度も元に戻された。
その時は、もう息はできているから平気だよー
と思っていたけど、
後で調べたところによると、
全身麻酔後に酸素マスクは大切らしい。

主治医の先生がきて、
「無事終わりましたよ。
たぶん、触った感じだとガンはとりきれて
いると思います」
と言っていた。

とにかく後が辛すぎて
二度と全身麻酔は経験したくないから、
手術の結果がうまくいって、
次の治療に無事に進めますように・・
と祈る。

私が気持ちが悪い、苦しいとうるさいので、
「気分はどうですかー?」
と何度も様子を見にきてくれた。
「気分はどうですかー?」
「んー・・あとひといきって感じです」
のやりとりを繰り返して、
自分の部屋に運ばれた。
ベッドに横になったままスライドされるのが
どうやら苦手みたい。
病気になって検査を受けるようになってから
初めて知ったことだけど。
「目をつぶっているほうが平気かも」
とアドバイスをされたり、
「遊園地のコーヒーカップとか苦手ですか?」
「あーそうかも知れませんー」
とか会話をしながら部屋に着いた。

薬で吐き気が治まったら、
今度は尿道カテーテルに違和感。
早く朝になって
カテーテルを外してほしいな。

ずっとiPodで音楽を聴きながら、
なんとかだましだまし眠った。