病気のことは難しい

寝てから２時間経った頃に目が覚めて、
トイレに行くのが習慣化しそうな気配・・
いいのか、悪いのか。
まあ、すぐまた眠れるけど。
あとは腰痛。
病気になる前からだから、
薬の影響なのか、わからないなぁ。

さっき歯医者に行ってきたら、
待ち時間に歯科助手の女の子がもってきて
くれた雑誌のラインナップが、
「大人の日帰り温泉」
「血圧を自力で下げる」
「何歳になっても骨は強くできる」だった。
・・
血圧にも骨にも悩みはないのに。
もうファッション雑誌とかはもらえない
年齢なのかな(笑)

私の病気のことを知っている友達が、
乳ガン検診の再検査をしてきたことを
報告してくれた。
私が検診は大事！と伝えて、
じゃあ、私も検査するね！と言ってくれた
友達のうちの一人。

マンモとエコー（超音波検査）をやって、
その結果次第で細胞診・・
という流れだったけど、
画像を見る限りは悪いものではない
という診断で、経過観察になったそう。
本当に、よかった。
最初に検査をした病院では
「再検査で細胞診を」と言われたらしく、
友達は、細胞診しなくていいの！？と
心配をしてたけど、
いまのところしこりが触れず、自覚症状もなし。
検診を担当した先生にも、
「今の大きさではまだ何もできない。
しこりが分かるようになったり
何か違和感があったら１年経たなくても
病院に来てください」
そう言われたらしいので、
きっと大丈夫だよ、先生の言う通り、
気になることがあったら、そのままにしないで
受診しよう、と話した。
私の病気の話が乳ガン検診の受診をする
きっかけにもなったけど、
私の経験を教えてあげることもできるけど、
身近に乳ガンになった私がいることで、
不安にもさせているのかも知れないな。

他の病気のことは詳しくないけど、
乳ガンに関していえば、
偽陰性（病気を見逃す）だけでなく、
偽陽性（病気じゃないのに精密検査になり、
結果、病気ではないと分かる）
も問題だと、病院のパンフレットで読んだ。
良性なのに精密検査になり不安や時間や
お金の不利益を被るから、らしい。
あとは、過剰診断や過剰治療の問題。
自然になくなったり悪くならない？
ガンもあるのに、それを判別することは
できず本来必要のない治療をしてしまう
こと。
しっかり検査をしなくちゃいけないけど
過剰な診断や治療になるリスクもあるなんて、
病気のことは、ほんといろいろ難しいな。

「しこり」といえば、
実は私は、自分のしこりを触らないまま
手術を終えてしまった。
最初のクリニックでもらったCD-ROMを見なかった
ことも後悔しているけど、
自分のしこりを実際に触ってみなかったことも、
すごく後悔している。
あの時は、しこりのことを考えるのも嫌で、
触りたいとも思わなかったから・・
でも、そのしこりの感覚を知っていたら、
これから自分の胸に何かあった時、
気づくことができるかもしれないのにな。