術後6年検診②
検査をすべて終えて、最後は主治医の診察。
最近になって、各先生の診察を何人が待っているか?が分かるように表示されるようになったんだけど、他の科の先生は3~5人待ちくらいなのに、うちの先生だけ、表示しきれないくらいの人数で・・乳腺外科混みすぎだー。
何年経っても、この待ち時間は苦しいな。夫と二人で最終的な検査の結果を聞きにきて、そして乳ガンの診断が確定した、あの時のことを思い出す。もうすぐ病棟が新しくなるから、そうしたら、待合室の風景も変わって、ちょっとは記憶が薄れたりするのかなー。いや、無理だな。きっと忘れられない。
結局、不安でもやもやした気持ちで、3時間も待つことになった。悪い結果を知りたくないから、待たされてもいいような気もしたり・・
ついに、私の順番。
先生がいつものように、マンモとエコーの画像をジーッと見て、「うん、特に問題はありませんねー」ってあっさり。「ほんとですか!?」いつものやりとり。
じゃあ次の1年後の検査の予約をーとなったタイミングで、先生が異動することになったと知らされる。えー・・いやだなー。今はもう1年に一度しか会わないけど、やっぱりさびしい。だってもう6年も付き合って?きたのに!
新しい病院はどこか聞いたら、全然通える距離。しかも、後で調べたら、駅から徒歩らしく、今の病院よりアクセスもいい。ついていきたいなぁ、でも、1年に一度会うだけだしね、我慢する。
この前の5年検診の時は一区切りのお礼を伝えたかったけど感極まってしまい、何も言えなかったから、ちゃんとお礼を言える機会があってよかった。
「先生、本当にありがとうございました。おかげで、元気にやれてます!」
「よかったです」って笑ってくれた。
いやーほんとにもうお別れかー。やっぱりすごくさびしいなぁ。
無事に、丸6年をクリア。また来年の検査の前日までは、何も病気のことを考えずに、たくさん笑って過ごしていけたらいいなー。
術後6年検診①
先週は、大学病院で手術から丸6年目の検診。
前回の検診から1年間、病気のことは考えもせずにずーっと何の心配もなく穏やかに過ごしていたのに、前日になって急に胸に違和感を感じる。
手術した右胸を触ってみると、左よりも硬い?いや、放射線治療したから?ちょっとかゆい?
そう思って見ると、手術をした近くに虫刺されのような赤い跡が・・もう、いやだなー。
息子に車で送ってもらって、診察時間の3時間前の11時に到着。
採血→軽くランチ→マンモグラフィ検査・・までは順調で、超音波検査は予約時間の30分前に受付完了!
しかし、検査待ちの人がたくさんいて嫌な予感・・で、結局呼ばれたのは、予約時間の30分後の14時。30分早く受付した意味はあったのか、なかったのか。ほんと病院て時間が読めない。
超音波検査は本当に苦手。私にとってはマンモより痛いし、薄暗い個室だし、無言の時間が長すぎるし!
検査をしてくれるクールなお姉さんに「何か気になることはありますか?」と聞かれたので、胸を指さして「これ、虫刺されですか?」と聞いてみた。
「いつからですかっ!?」
「わかりません・・」
「いつ気付いたんですかっ!?」
「きのうの夜です・・」
えー、もう、怖いからそんな聞き方しないで欲しい。それ以降は無言で、その虫刺されっぽいとこを特に時間をかけて検査をしてるから、ずっとずーっと不安な気持ちで過ごした。あの、パソコンをカチカチしてるの、何してるの?毎回怖くなる。
「はーい、じゃあ終わりです」
虫刺され的な件は?何も言ってくれないの?もう怖くてこちらからは何も言えず・・
特別なスタバ
まだまだ新しい保険証は届かない。早く精算してスッキリしたいのに。
今日は久しぶりによい天気なので、一人で散歩&スタバのテラスでゆっくりの時間を過ごした。
秋だなー。人通りのない川沿いの遊歩道をマスクを外して歩く。人とすれ違う時はマスクをしたりしながら。普段からマスクをずっとしていてもあまり苦にならないほうだけど、天気がよくて、空気もよくて、秋の臭いがして、やっぱり気分が全然違うね。
そういえば、夏休みに家族で行った金沢でも、おとといちょっとお出かけした川越でも、大学生の娘が言ってた。
「初めての場所!空気を感じないと!」って。
空気や臭いを感じるのも大切かも。
店内は混雑していたので、テラス席へ。今日のテラスは暑すぎたけど、今日のスタバは、実は特別なんだー。
この前、手術から5年が過ぎたことを近所の友達に伝えたら、
「無事に5年を迎えておめでとう!お祝い!」
そうメッセージを添えて、“がんばったあなたにプレゼントです”ってイラスト入りで、スタバのドリンクチケットをLINEで送ってくれて。それを使ってのスタバだから、いつもより特別で別格!
結局はまだ薬を続けることにしたけど、5年て、私にとってはけっこう意味を感じていて。なんか、病気になってから、いろいろな気持ちになったし、泣いたこともいっぱいあったし。感慨深くて。
だから、『がんばったね、5年おめでとう』そう言ってもらえて、涙が出た。
実はその友達は、私とは別の婦人科系のガンの精密検査を受けたばかりで。
結果は幸いガンは見つからずに経過観察になったけど(本当によかった!)、命に関わる病気になるということがどういうことなのか・・きっといろいろ思ったんだと思う。
5年が簡単なことじゃないって共感してもらえて、うれしかったなー。
スタバでまた一人で泣きそうになった笑
術後5年検診②
だいたいこの病院は古くて、だから余計に不安になるんだなー。不安で不安で、涙が出そうになりながら、先生に呼ばれた診察室の中へ。
うーん・・
先生は、マンモグラフィとエコーの画像をじっくり見て、何回も画像をスクロールしてる。
「うん、悪いものはなさそうだね」
「大丈夫ですか?なんか、いつもやらないのに今日はエコーで鎖骨のとこ見てて・・」
「リンパもよく見てくれたんですねー」
そうなんだ、よかった。本当に。
「薬はどうしよう・・まだ飲むぞーっていうなら続けてもいいし、元々リスクは低いからここで止めてもいいし・・」
「今日もついさっきまで悩んで、それでもまだ決められないんですよー・・・副作用もないから、飲むこと自体は全然平気で、でも10年飲むことで何かリスクがあるのか心配で、だけど急になにもしなくなるのも不安で・・」
先生はずっと、うんうんて聞いてくれて、私が「えーどうしようー」って言うたびに「皆さん悩みますねー」「1センチだしね、リスクは低いけどね」等々ヒントをくれる。そうですよね、自分で決めなきゃですよね・・。
子宮体癌のリスクのことや、併用していく中性脂肪の薬のこと(今回の血液検査の結果でも中性脂肪の数値は125と少し高くて、タモキシフェンを飲むには薬でのコントロールが必要)など、いろいろ不安点を確認したうえで、やっと決断して、「続けることにします」と伝えた。
結局は、この先に何かがあった時に、「あの時薬を飲んでいれば・・」と後悔するよりは、「薬を飲んだのに・・」と思うほうがいいかなと考えての結論。やれることは、やっておく。
5年が経過して、リュープリン注射もなくなったので、先生と会うのは、これからは年に1回の検診だけになった。
診察室を出る時に「5年間ありがとうございました」って言おうとしたけど、5年間の思いが込み上げて少し泣きそうになったので、いつもと同じように「ありがとうございました」だけ言って、診察室を出た。
最後は、保険証ナシでの会計。今回の200%での請求額は、31,480円。リュープリン注射がなくなったので、予想より安くて助かった。
薬局では、10割負担の6,540円の支払い。薬剤師のお姉さんに「病院でも10割支払いましたか?」と聞かれたので、「いいえ!20割ですよ!200%ってびっくりですよね!」と余計なアピール。薬剤師のお姉さんも、「え!20割ですか!?」って、めちゃびっくりしてたー。
術後5年検診①
5年目の検診は、無事クリア!
いつも、検査の結果が出るまでは緊張して泣きそうになるけど、今回もそう。
採血とマンモグラフィをしている間は平気。
でも、超音波検査が本当に苦手で・・
超音波検査をしている間は、天井を見ながら、これで何かあれば、先生はどんな顔して結果を伝えるのかなぁ・・仕事はどうなるかなぁ・・ぐるぐるいろいろ考える。
だって、ピッピッて音を出しながら、何回も同じ所を調べるから。途中で機械の横にあるパソコン?を操作したりするから。最後は、今まで一度もしなかったのに、鎖骨のほうまで調べたりするから・・。
どうして鎖骨まで調べたんですか?聞きたいけど、怖くて聞けないまま、心なしか暗い表情の担当のお姉さんにお礼を言って、どよーんとした気持ちで、外来の待合室へ。
タモキシフェンをやめるか、継続するか。
ずっと考えて、ネットで検索もたくさんして、当日になってもまだ決まらなくて、病院に着いた時点では、やめたい気持ちと続けたい気持ちは50%ずつ。
でも、超音波検査をした後は、続けたい気持ちが90%になった。だって、手術から5年もホルモン治療をやってきて、それでもこんなに検査が不安なら、タモキシフェンをお守りとして飲んでおいた方がいいような気がして。
200%!!
またまた久し振りになってしまった。
明日は、術後5年検診の日。手術日は本当は来週なのに、どうして明日にしたのか謎だけどー
勤務日数を増やしたのと、社会保険の適用拡大のため、いままで国民健康保険だったのが、10月からは社会保険に加入することになり・・
保険証切り替え中で、明日は保険証ナシでの受診。
まあ、10割負担だよなーと思いながら、なんとかならないものか、念のため、大学病院に電話をして聞いてみた。
「保険証の切り替え中なのですが・・」
「はい、200%のお支払いになります!」
・・なんともならないどころか、想定を超えた200%支払いとの回答・・私の考えが甘かった。
200%支払い後保険証持参で全額返金→3割負担で計算し直した金額で支払い・・という流れだそうだ。
「20万円とかでも一旦支払うんですか?」
懲りずに聞いてみたら、「あまりに高額な場合には、お預り金を頂いての対応もあります」とのこと。無茶は言わないんだね、安心した。
リュープリン注射が今回からはないから大丈夫だろうけど、いったいいくら請求されるんだろう・・
もう5年も通院してて、滞りなくたくさんお金を払ってきたんだから、もうちょっと信用してくれてもいいのになぁー
明日の検診を前に、問題がもうひとつ。
リュープリン注射は前回で終了になったけど、タモキシフェンはどうするのか?やめるのか、あと5年続けるのか・・まだ決まらず。
効いてるか効いていないか分からないけど、私的にはお守りのような感じ。調べると、10年のほうがいいような・・でも長く服用することで子宮体がん罹患のリスクとか体への影響はどうなるのか?心配だったり。
もー先生に決めて欲しいよー。
気持ちの治し方②
落ち込みがちな気持ちを直すのには、外に出るのがいちばん!
できれば歩いてカフェに行って、ゆっくり自分だけの時間を過ごしたい。けど、時間とお金がなければ、ちょっとした散歩でもいい。
この前のゴールデンウィークには、娘とちょっと遠足をしてきた。
前から中華粥が食べたいと言っていた娘のリクエストに応えるプランで、「中華街→港の見える丘公園&洋館エリア&元町散策」。
元々は横浜生まれなので、高校生とか大学生の頃はよく足を運んだ場所で懐かしくもあり、娘に、こんな場所もあるよーって教えてあげたい気持ちもあり。
中華粥のお店は45分待ちで入店。満足。お得なランチがある平日に、また行きたいな。
北京ダックを食べ歩きしたり、パンダグッズのお店を見たり、人がたくさんの中華街を散策。昔からある有名店もあるけど、最近は食べ歩きの食べ物のお店と、オーダーバイキングのお店ばかりな感じ。変わったなー。活気があって利用しやすくて、それはそれでいいけど。
中華街から歩いて、港の見える丘公園へ。30年前の記憶なので、道が分かるか心配だったけど、いざ行ってみると、あー!ここかー、ここを上がったらあそこへ行くのか!ってすんなり思い出せた。ちょうど薔薇の季節だったので、いろいろな色と種類の薔薇がたくさん。昔からある場所だけど、古めかしい感じもなく、きちんと整備されていて、とてもよい。毎年5月の薔薇の季節に行くのもいいかも!
近くの洋館も見学して、元町商店街へ。元町ブランドのお店を、ここもここもーって娘に紹介しながら、気になるカフェやお店を見たり。何がって訳じゃないけど、雰囲気とか、元町はやっぱりいいね。有名なカフェはどこも混んでいたので、タイミングよく入れたティーハウスで休憩。
後で調べたら、娘が注文したアイスロイヤルミルクティが好評なお店だったみたい。偶然それを選んだなんて、すごい。
まだまだ行きたいお店はたくさんあって、行けてないエリアもたくさんあって、中華街・元町ツアー、パート2も全然ありだなー。
嫌な気持ちは忘れて、リフレッシュできた1日だった!
気持ちの治し方①
3月にやった2021年度の健康診断の結果は良好だったのに(慢性胃炎と指摘され続けた胃がん検診の結果が、「軽微な」慢性胃炎に降格してた!)、この頃は気分がイマイチな日がちょいちょいある。いつでも涙を出せるくらいの気分。
とりあえず気持ちを吐き出すために、ブログの下書きにダーッと書いてみる。
仕事のミスをするのも嫌だし、ミスをして仕事ができない人と思われるのも嫌。
近所の人がごみ捨てをちゃんとしなくて、それを放っておけずに片付けてしまうのも、そのことにイライラするのも嫌。
息子が就活にのんびりなのも嫌だし、それにあれこれ口を出そうとする自分も嫌。
家族が、作ったご飯の新しいメニューとか、いつもと違うのに何の反応もしてくれないのも嫌。なんなの、私のしてることってって空しくなる。見返りを求める自分も嫌。
結局は大変なことも、一言評価してもらえたらそれで救われるのに、それがなくてもやもやして、自分の存在って何!?って。ずっとずっと悪い方にばかり考えて、気持ちが晴れなくて、もやもやしてイライラして、そんな自分が本当に嫌で。
私がなーんにもしなくても、気にかけたりしなくても、別に世の中はまわるのに。
一人でどこかへ行って思い切り泣きたい。
・・数日経って、自分が書いた下書きを読み返してみる。あー、いまはこの時ほど気持ちは荒れてないかも・・ちょっとは気持ちを持ち直してるんだ・・そう思って少し安心したり。
そうやってうまくやっている。
4年6ヶ月検診
書き留めておきたいこともありつつ、なんだかんだとさぼっていたら、もう4月。
去年の10月末から、週に1度と病院の付き添い時に夫の実家へ介護に行く生活になり、少し忙しく。
忙しい毎日だったり、もうすっかり薬の副作用なんかもなくて、自分の病気のことは毎日薬を2錠飲む以外はあまり考えることもないけど、今日は4年6ヶ月検診で大学病院へ。
いつも通り採血があるのかと思って少し早く着いたら、どうやら今日は採血のオーダーはなくて診察とリュープリン注射のみ。採血ないから、もはや検診じゃないな。
13時予約のところ、12:20に受付をして、なんと、13時には注射まで終了!
注射をしてくれた看護師さんが、他の先生は待ち時間すごいけど、私の主治医の先生だけ、今日は早いと言ってた。
私は予約時間まで待つから、診察してないで、先生お昼ごはん食べてー!
「今日で注射は最後かなー」と先生。
「あとは内服(タモキシフェン)も5年やったけど、続けるかどうか・・10年てエビデンスもあるけどー・・やめてもいいし、心配なら続けるのもありだし・・」
「えー、そりゃ心配ですよー、どうしよう!」と言ったら、先生笑ってた。
次回の5年検診の時までに決めればいいと言うので、これは宿題。悩むね。
実は今日は通院日だけど、50歳の誕生日!!
注射をしてくれた看護師さんが気付いて、おめでとう、それから診察室を出る時に「よい1日を~」と言ってくれた。ありがとうございます!
45歳で乳ガンになって、落ち込んだり、一人で泣いたり、自分の未来が見えないと思う時もあったけど、50歳までこれたなぁ。
誕生日なので自分を甘やかし、病院の帰りには一人で焼肉ランチ。それから友達から届いたLINEギフトのスタバのクーポンで、ダークモカチップフラペチーノにチョコソースを追加。
注文した後で、子供たちに誕生日にケーキを買って欲しいとお願いしていたことを思い出したけど、まあ・・いいか、今日くらいね。
明日からまた体重やカロリーにも少し気を配りつつ、毎日を、楽しみながら、大事に過ごしていきたいな。
病院会計・・23260円
薬局会計・・2000円
鏡開きは明日だった・・
前にブログを書いてから、まあいろいろなことがあって、もう3ヶ月も経ってしまった。
明日は薬だけもらいに、大学病院へ。
年末年始はいつも通り。
大晦日に年越しそばを食べながら紅白歌合戦を見て、ジャニーズでカウントダウン。
元旦はお笑い番組を見ながらおせちを食べて、夕方から実家の父と合流してショッピングと食事会。
1月2日は夫の実家へ行き、百人一首。
去年と同じく家族での初詣は自粛したけど、いつもの平和なお正月。
家族が笑って過ごせて、幸せだなと思う。
1月5日に仕事はじめ。
1月7日には七草粥を食べて無病息災を願い、1月8日は娘の誕生日をお祝い。
そして今日1月10日は鏡開きなのでお汁粉にしてお餅を食べて・・と鏡開いてお汁粉も食べてから、鏡開きは今日じゃないことに気付いた!
もーこれで年末年始行事はバッチリ終えたと思ったのに。でも、もしかしたら、キリのいい10日で覚えちゃってて、毎年フライングしてるかもなぁ、恥ずかしい(笑)
また1年、ちょっとはいいことがありつつ、平和な毎日になりますように。
今年の自分の目標は、社交的になること!
大人だからちゃんと話したりはもちろんするけど、たまーに恥ずかしくて積極的に声をかけられなかったりするので。今年はもっと積極的に人と関わっていこうかなと。
あとは、家族とか身近な人に、自然に「ありがとう」を今年はもっと言っていこう!
久しぶりに年始の目標を立てたかも(笑)